20130818

兵ちゃん



ブラックネオンテトラの産卵について

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 今回は、比較的に簡単に繁殖する事ができるブラックネオンテトラが見ている時に産卵していましたので紹介しようと思います。



1.ブラックネオンテトラとは

 オスメスの区別は、メスが大きくオスは小さいといった特徴がありますが、次のような熱帯魚です。


学名

Hyphessobrycon herbertaxelrodi

名前にネオンテトラとは付きますが、本種は一般的なネオンテトラとは別属ハイフェソブリコン属になります。

東南アジアで盛んに養殖され古くから親しまれているポピュラーな魚です。

名前の由来となる体側の黒とその上の青みがかったラインが目を引き、派手ではないもののシックな美しさがあります。

温和で丈夫で熱帯魚の入門種といえます。

体長

4cm

水質

特別な配慮は必要ないが中性〜弱酸性

水温

24℃30℃前後

人工飼料

原産地

アマゾン川



2.ブラックネオンテトラの産卵

 ブラックネオンテトラの飼育時の条件や産卵行動は次のようになりました。


(1)ブラックネオンテトラの産卵についての条件

 因果関係は不明ですが産卵当日の条件は次のような点に気が付きました。



条件

推測

1

20130729

20121025日にブリードもの4cm10900円で購入した。9カ月経っている。

2

水換えをした次の日

ペーハーの変動で産卵行動をしたようです。

3

水槽時間で朝方

24時間タイマーで照明をON,OFFをしています。


(2)産卵の行動

 実際に観察した結果は次のようになりました。



行動

詳細

備考

1

産卵の兆候

一匹のメスにオスが数匹で水槽内で追っかけっこをする。


2

兆候の様子

メスは逃げ回りオスは追いかけて体を合わせるように追従しようとする。


3

産卵

メスにオスが体を寄り添った状態で卵をパット撒くように産む。


4

卵の個数

一回の産卵で卵が10個ぐらい。


5

沈静卵

卵は沈む。


6

産卵回数

一匹のメスで何回か産卵する。




3.混泳水槽での産卵

 混泳水槽環境では、他の魚のエサになってしまった。特に産んだところからカージナルテトラに食われてしまった。(ちょっとかわいそうな事をしてしまった・・・)



4.考察

 今回のブラックネオンテトラの産卵は、120cm水槽で行われました。他の魚がいる混泳環境でした。でも、産卵した卵の孵化率はわかりませんが全部孵化すると仮定すると水槽一杯になってしまうので何匹かが孵化してスローペースで世代交代していくのが理想ではないかと思います。




 今回のブラックネオンテトラは、比較的簡単に繁殖ができるので入門魚としては良い魚ではないかと思います。ただ、繁殖をさせてしまうとそれなりに責任が発生します。飼うか殺処分するか決断が必要だと思います。ちょっと厳しい話ですが大切な事です。あと、今回は、写真が一枚も無くてすみませんでした。




参考URL

販売店 http://item.rakuten.co.jp/tropiland/65041010202/

色々

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