20130418

兵ちゃん



ラミレッジィの繁殖の失敗について

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 ライミレッジィと言えばオスとメスのペアは中が良く繁殖も簡単だと言われています。今回、自宅の混泳水槽で産卵が確認できたものの失敗してしまいましたので紹介したいと思います。



1.ライミレッジィとは

 ライミレッジィの特徴等は次のようになります。


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名前

ミクロゲオファーグス・ラミレジィ(またはパピリオクロミス・ラミレジィ)、南米小型シクリッドの中に属しています。



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体色

身体全体が黄色地で、メタリックブルーに輝く斑点がちりばめられ、胸部に黒色の大きな斑点があります。

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生息域の環境

ミクロゲオファーグス・ラミレジィは、ベネズエラとコロンビアにまたがるオリノコ川及びメタ川周辺に分布しています。弱酸性で亜硝酸濃度の低い水質を好む。

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大きさ

体長はオス約60mm、メス約40mmになります。

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雌雄

オスの方が体が大きく、メスは小さく腹部に膨らみがあります。

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寿命

2年ぐらいです。

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性格

性格は比較的穏和だが、産卵の準備をすると他魚を追い払う行動をとる事があります。

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入手

現地採集物はほとんど出回らず、ドイツやオランダで系統を維持したものや、安価に養殖されたインドネシア物が出回っています。

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繁殖

繁殖は比較的に簡単とされています。



2.産卵の前兆

 産卵する前にメインの水槽へオスとメスを入れたら・・無事ペアとして何時も行動をともにしてなかが良いところを見る事ができました。産卵をする直前は、卵を産みつける位置を口で掃除をしている様子がみられました。



3.産卵

 産卵の様子は見る事ができませんでした。ちょっと損をした気分です。産卵した場所は、水草の葉に産みつけました。数はパット見で200ぐらいでした。仲良く交互に卵を守っていました。






4.オスの突然の死

 3日目にメインの混泳水槽を見たらオスが死んでいました。予定では稚魚が卵から孵るはずでしたが・・・オスが死んだせいか・・・メスは卵を全部食べてしまったようです。育児を放棄してしまったようです。



5.考察

 ラミレッジィにとっては、メインの混泳水槽では稚魚を育てられないと思ったのかもしれません。やはり産卵は、もっとデリケートな物のようです。オスが原因不明で死んでしまったのも影響があったのかもしれません。




 今回の内容は、混泳水槽で産卵させてしまった失敗例でしたが・・・ラミレジィを飼い始めた人の参考になれば幸いです。



参考URL

ラミレッジィの飼育と繁殖 URL http://www.geocities.jp/tos_2344848/sub7-9.htm

緑書房 熱帯魚繁殖大鑑

色々

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