20130118

兵ちゃん



熱帯魚の用語について

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 熱帯魚の本を読んでいると様々な専門用語が出てきます。簡単な用語解説が見つかりましたので紹介したいと思います。



1.用語解説集

 カタログやインターネット等の熱帯魚の説明で知っていれば意味がわかる用語は次の24つです。


用 語

説 明

sp.

species(スピーシーズ)の略。学名の後ろに付記して「〜の1種」という意味を表す。

var.

variant(バーリアント)の略。学名の後ろに付記し改良品種であることを表す。

亜種(あしゅ)

種としてまでの違いはないが明確に形質的違いがある際に種の下位に設けられる分類群。

アルビノタイプ

メラニン色素が欠落、又は極度に欠乏した結果、白化した個体。

学名(がくめい)

命名規則にのっとり名付けられた全世界共通の唯一無二の名称。

汽水域(きすいいき)

河川下流域の淡水と海水が交じり合う場所、栄養分が豊富なため多くの生き物が生息している場所。

交雑(こうざつ)

ごく近縁な別種が交わり雑種が生まれる事。

コミュニティータンク

混泳水槽。主に温和で協調性の高い種類を複数種、混泳させた水槽のこと。

婚姻色(こんいんしょく)

繁殖時に現れる平時とは異なる色彩や斑紋。

色彩変異(しきさいへんい)

特定の種における通常とは異なる色彩の事。

シッパー

輸出業者。国外で熱帯魚を輸出している業者の事。

雌雄同体(しゆうどうたい)

一つの個体内にオスとメスの二つの機能を併せ持つもの。体内に精巣と卵巣の二つを同時に持っているもの。

真胎生魚(しんたいせいぎょ)

卵胎生魚と区別される表現で母体内でへその緒で繋がり栄養を供給を受けている魚種。

選別交配(せんべつこうはい)

品種改良を目的とした人為的に選別し交配させて繁殖させる事。

体卵型(たいらんがた)

エビの繁殖形態の一つで比較的大きな卵を腹部に付け親と同じ姿で生まれてくるタイプ

タンクメイト

アクアリウムにおいて同じ水槽で飼育している生物、混泳魚。

地域変異(ちいきへんい)

広範囲に生息している種では同じ種であっても地域によって形質的な変化が現れる事がありその個体群

ドイツブリード

熱帯魚先進国であるドイツで養殖されたハイレベルな個体を他と区別するために使われる。

ブリーダー

養殖をおこなう人、自家繁殖をおこなう人。

ブリード

養殖魚、、自家繁殖ものも含む養殖ものの個体を呼ぶ。

抱卵(ほうらん)

メスが性的に成熟して体内に卵を抱く事。

卵生(らんせい)

魚類として一般的な卵を産んで子孫を残す事。

卵胎生(らんたいせい)

母体内で卵を孵化させて稚魚の形で生まれて子孫を残す事。

ワイルド

野生種、生息地域で採集された個体を呼ぶ。






 今回、紹介した用語は24個でしたが、本等にはこれ以上の用語が載っていると思います。取りあえず憶えておけば役に立つと思います。








参考URL


色々

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