外箱はこんな感じです。
一部部品を取り出していますが箱の中身はこんな感じです。
取説の表示も言葉は少なく青い注意する但し書きがある程度でした。
色の指定は塗料GSIクレオス Mr.カラーの番号で指定しています。
2015年10月18日
兵ちゃん
DRAGON 1/144 German Railway Gun 28cm K5(E) 'Leopold' + Artillery CrewのNゲージ化について
第2次世界大戦中のドイツ軍が使っていた鉄道車両で大砲を鉄道車両にした列車砲という物があり中でも280mmの大砲を搭載したLeopold（レオポルド）という物があります。Nゲージのスケールとして1/144〜160まででLeopoldを探していたら・・・組み立て済みのLeopold を最初は入手していましたが鉄道模型でNゲージをやっているので自分の家のレイアウトにぜひ走らせたいという気持ちが強くなってきました。「レールはNゲージの物を使用して下さい・・」なる記述を見つけて色々調べていると1/144スケールの列車はNゲージ用のレールを使う事を前提に製品化されている事を知りました。国内で探していたら在庫無しの状態だったのでセカイモンで世界を股に掛けてアメリカからDRAGON 1/144 German Railway Gun 28cm K5(E) 'Leopold' + Artillery Crewを3箱入手する事ができました。そこで今回は、入手したLeopold のプラモデルに手を加えてNゲージ化したので紹介したいと思います。
1.必要資材等
必要な資材等は次のようになります。
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No. |
名称 |
説明や備考等 |
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1 |
DRAGON 1/144 German Railway Gun 28cm K5(E) 'Leopold' + Artillery Crew |
セカイモンで入手したプラモデルのキットです。型番は14504 |
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2 |
TOMIX 0651 車輪(φ5.6 ギア無し・銀・4個入） |
Nゲージ用の車輪 |
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3 |
TOMIX 0053 新集電台車 DT21B(2個入) |
連結器を使う。 |
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4 |
光 鉛板 1×50×300mm （GZ155） |
重さを増すために使う鉛板です。 |
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5 |
GSIクレオス Mr.造形用エポキシパテ |
エポパPRO-H 台車の軸を構築 |
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6 |
3.0ミリ スクリュー |
台車の軸に使う。長さ15mmは作業用、固定用に長さ10mmを使った。 |
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7 |
タミヤパテ（ベーシックタイプ） |
微修正に使う。 |
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8 |
タミヤセメント |
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9 |
タミヤセメント （流し込みタイプ） |
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10 |
タミヤセメント ABS用 |
砲の部品で一部にABS部品がある。 |
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11 |
瞬間接着剤ジェルタイプ |
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12 |
GSIクレオス Mr.メタルプライヤー |
砲身の金属パーツの下地塗り |
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13 |
GSIクレオス Mr.マークソフター |
デカールの軟化剤 |
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塗料GSIクレオス Mr.カラー 33艶消しブラック |
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15 |
塗料GSIクレオス Mr.カラー 52フィールドグレイ |
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16 |
塗料GSIクレオス Mr.カラー 12オリーブドラブ |
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塗料GSIクレオス Mr.カラー 51薄茶色 |
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18 |
塗料GSIクレオス Mr.カラー 1 ホワイト |
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19 |
塗料GSIクレオス Mr.カラー 41レッドブラウン |
迷彩柄の塗料 |
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20 |
塗料GSIクレオス Mr.カラー 28黒鉄色 |
車輪の軸受け部分等の塗装 |
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21 |
塗料GSIクレオス Mr.カラー 21ミドルストーン |
列車砲の基本色 |
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22 |
塗料GSIクレオス Mr.カラー 8 シルバー |
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23 |
ネジ止め剤（ロックタイト） |
台車の軸を緩み止め。 |
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24 |
エポキシボンド |
カプラーと台車を接着する。 |
2.必要な工具等
普通にプラモデルを作る工具になります。
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No. |
名称 |
説明や備考等 |
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1 |
ゴッドハンド SPN-120 アルティメットニッパー 5.0 |
ランナーから部品を切り出す。 |
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2 |
タミヤ製 ピンバイス |
車輪取り付け穴を開けるのに使う。 |
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3 |
ドリルの歯 1.0mm |
車輪取り付け穴を開けるのに使う。 |
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4 |
ドリルの歯 2.0mm |
車輪取り付け穴を開けるのに使う。 |
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5 |
プラス ドライバー |
台車の軸を着脱するのに使う。 |
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6 |
ステンレス製事務用ハサミ |
鉛板を切断するのに使う。 |
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7 |
のこ切り |
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8 |
カッター |
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9 |
ピンセット |
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10 |
エアブラシ |
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11 |
筆 |
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3.プラモデルのキット
プラモデルのキットは、中国のドラゴン社のキットになります。取説の表記は日本語でも表記されており困る事はありません。あと、色の指定ですがGSIクレオス Mr.カラーの塗料が表記してあり日本国内で入手できるのでこちらも困る事はありませんでした。
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4.組み立てと加工
元々Nゲージのレールを使うように考えられているので比較的簡単にNゲージ化をする事ができます。実際に行った組み立ては次のようになります。
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No. |
手順等 |
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1 |
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2 |
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3 |
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4 |
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5 |
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6 |
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8 |
砲身部分は、金属のパーツも使用していますが砲自体の部分が多分ABS樹脂で作られているのでABS用接着剤を使って組み立てました。接着できるかできないかを見る必要があります。 |
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9 |
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10 |
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11 |
Nゲージ化するのに邪魔になる左側面の扉を閉めた状態にするためにカットしてハシゴの部品を両サイド切断します。可動範囲を確保します。 |
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12 |
金属部品の砲身に塗料がのるようにプライマーを筆で塗ります。 |
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20 |
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5.試験走行
Nゲージ化して実際にレールの上で動かした試験走行の様子は次のようになります。
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No. |
手順等 |
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1 |
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2 |
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3
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4 |
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5 |
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6.完成
塗装も終わって完成した様子は次のようになります。
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No. |
手順等 |
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1 |
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2 |
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3 |
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7.考察
今回の列車砲のNゲージ化は現物合わせが多く手間がかかる物でしたがNゲージの車両として市販されていないので良いコレクションになったと思います。しかし車輪の回転に抵抗があり、もう少し台車の構造を研究する必要があったのではないでしょうか・・・市販車両と比較すると抵抗があります。レールを走る動きがいまいちです。機関車でけん引するのにパワーが必要です。と言ったところです。プラモデルのキットがあと2つあるので研究する事が可能です。
今回の内容は素朴な疑問（アイディア）から半年かかってやっと実現しました。ミリタリー物の列車を走らせたい市販品が無い・・・と言った現状に我慢できない・・・等の気持が原動力となり何とか完成させる事ができました。同様に装甲列車のプラモデルを購入しているので次は装甲列車をNゲージ化させたいと思います。プラモデルの鉄道模型をNゲージ化する時の参考になれば幸いです。
参考URL等
DRAGON MODELS 14504 - 1-144 German Railway Gun 28cm K5(E) 'Leopold' + Artillery Crew - Dragon Plastic Model Kits http://www.dragon-models.com/d-m-item.asp?pid=DRA14504
【楽天市場】車輪 （φ５．６ ギア無し・銀・４個入）：ホビーマンズ http://item.rakuten.co.jp/hobby-online/4904810006510/
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セカイモン https://www.sekaimon.com/
ガリレオ出版 グランドパワー2013年3月号別冊 第2次大戦 世界の列車砲
色々
