2015年10月18日
兵ちゃん
Nゲージのレイアウトについて
鉄道模型の趣味を復活させるのに車両は簡単に集めれますが・・・走らせるレイアウトを・・・と思い・・・8月のお盆休暇を使ってある程度作る事ができましたが・・・水平のレベルをとるのに上手く行かず・・・作り直す事になり・・・やっとシルバーウィークを使ってレイアウトのボードが出来上がりました。そこで、やっとレールを敷く事ができましたので紹介したいと思います。
1.レイアウトの構想
四畳半の部屋にNゲージの鉄道模型を走らせるレイアウトをどうするか考えましたが・・・決められた正方形のボードを使って作ると置きっぱなしもできず・・・片づけるスペースも無く・・・2段ベッドの上に上がって見れれば良いと思い引き戸や窓の張りの部分を使って天井までの間に棚を作って部屋の上をグルリと走らせる案に落ち着きました。着工前の部屋の様子は次のとおりです。
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2.ラフスケッチによる計画
今回のレイアウト用の棚を作るのにイメージをラフスケッチにしてみます。そこで寸法を含めて考えていきます。考えたラフスケッチの実例は次のようになります。
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3.図面を起こす
ラフスケッチの次は図面を起こします。パソコンのソフトでドロー系のソフトで寸法が入れれれば何でもよいのですが・・・今回は、マイクロソフトのパワーポイント2013を使って図面を起こしました。
縮尺は、1/10でミリで行い単位の換算をしていきます。寸法を見て計算するのにはオリジナルの図面を使い印刷する時は縦横の縮尺が等しい状態で縮小して印刷します。
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4.失敗
部屋は思ったより四角くなく角度も誤差があり計算した寸法は実際の寸法と誤差があり失敗しました。それと木で作った棚も加工する時にミリ単位で誤差があり・・・・トータルで誤差は広がりました。その結果、たわんでいて水平(レベル)が取れない波打った棚という結果になってしまいました。
5.リベンジ
作った結果、誤差がありすぎて水平が取れなかった為、作り直す事にしました。原因を探っていると面で固定するとタワミや寸法誤差に対応できないため少ない点で結ぶと誤差を吸収して水平が取れるという結論に達しました。あくまでも辺の誤差を吸収するように考えていきます。そうすると次のような図面になりました。
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6.工夫した点
先に紹介した木の枠が無いコーナーは、樹脂製の簡単なアンカーボルトを使用して木で枠を作りました。作り方は、コンクリート用ドリルで穴を開けL型金具を使い木の角材を使って枠を作りました。あと、エアコンの室内機の前は、複線のトラスト橋をABS接着剤で補強して5つ繋げて空気の流れを邪魔しないようにしました。冷房、暖房と切り替えてみて風の流れが無い位置を見つけました。
7.レイアウト用棚の完成
棚の完成は次のようになります。
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8.複々線の様子
複々線の開通した様子は、次のようになります。ジオラマとしては完成度が低いですがとりあえずNゲージの鉄道模型を走らすにはここまでとします。
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9.考察
2ヶ月かけて何とか鉄道模型(Nゲージ)を走らす環境を作ったと言ったところです。今後の展開としては、レイアウトの壁に青いケント紙を貼り付けて絵具の白色で雲を描き空をや山並みを表現させたいと思います。あと、レイアウトを試行錯誤して駅やヤードを作り動かして楽しむ事を考えたいと思います。さらに発展させるとしたらジオラマとして見栄えの良いように手を加えたいと思います。
今回の内容は鉄道模型用のレイアウトの作成でしたが2ヶ月にわたる長期戦でした。部屋も片付かなく疲れました。今後は徐々に手を加えて良い物に仕上げたいと思います。ただし、作るまでが楽しい事もあり永遠の未完成にもなりそうな気もします。まあそれでも良いのかもしれません。鉄道模型のレイアウトを作成する時の参考になれば幸いです。
参考URL等
色々