2021年03月18日
兵ちゃん



Wi-Fi 6 拡張カード Cudy AX3000 PN WE3500について


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 今回の拡張カードはintel Wi-Fi 6 AX200モジュールをそのまま使ったものでマザーボードに付いているM.2スロットの代わりにPCI Express x1スロットに取り付けBluetoothの機能は付属ケーブルでマザーボード上のUSB2.0ポートに接続して使う物です。そこで今回はWi-Fi 6 拡張カード Cudy AX3000 PN WE3500について紹介したいと思います。



1.製品と仕様

 この拡張カードの製品と仕様は次のようになります。


箱です。

カード本体です。

このクリーム色のコネクターはBluetoothの機能は付属ケーブルでマザーボード上のUSB2.0ポートに接続して使います。

ケースの外に出るアンテナのコネクター部分です。

基盤とヒートシンクに挟まれている部分がintel Wi-Fi 6 AX200モジュールになります。

Chipset INTEL AX200

Standards IEEE802.11.ax, IEEE802.11.ac,IEEE802.11.nIEEE802.11.bIEEE802.11.g,IEEE802.11.a

Data rate 2.4G:574M,5G:2400M

Interface PCI Express 1x slot and USB

Bluetooth 5.0

Dimension 65*44.5*1.6mm

Support OS Windows®10(32/64) Mac OS® 10.x (Intel based, tested up to 10.9) Linux 2.4.x and later (Tested up to 3.5)

Environment Operating Temperature: 0°C-70°C

Relative Humidity: 10%-90%(non-condensing)

Storage Temperature: -10°C-80°C

Relative Humidity: 5%-90%(non-condensing)



2.BIOSの設定は不要

 この拡張カードはM.2スロットを持つマザーボードやノートパソコンとは違いBIOSでの設定は必要ありません。



3.デバイスマネージャーでの認識

 デバイスマネージャーでの認識は次のようになります。


Bluetoothでの認識です。

ネットワークアダプターでの認識(i219-VはマザーボードのLANアダプターです。)



4.使用感

 この拡張カードはM.2スロットが付いていないデスクトップパソコンにWi-Fi6の機能を追加できる優れた製品だと思います。使った感じではintel Wi-Fi 6 AX200モジュールをそのまま使っているのでintel Wi-Fi 6 AX200モジュールを使った時と同じです。兵ちゃんの研究室ではLinuxubuntuのパソコンでも動いています。メジャーなパーツなためドライバーには困らないようです。あとWindows10用のドライバーはintelのサイトからintel Wi-Fi 6 AX200モジュール用のドライバーを入手してそのまま使います。



. 考察

 今回の拡張カードCudy AX3000 PN WE3500intel Wi-Fi 6 AX200モジュールをそのまま使っているので信頼できると思います。動くとそのままintel Wi-Fi 6 AX200モジュールです。またメジャーメーカー製のモジュールを使う事でドライバー等はそのままintelのドライバーが使えるので困ることは無いと思います。





 今回の内容は、Wi-Fi 6 拡張カード Cudy AX3000 PN WE3500についてでしたがWi-Fiをデスクトップパソコンへ増設する時の参考になれば幸いです。


参考URL

AX3000 Dual Band Wi-Fi 6 PCI Express Adapter WE3500-Cudy Official Site http://www.cudy.com/productinfo/368216.html?templateId=1133605

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