20200718

兵ちゃん


10GBASE-T LANカード Intel X710-T4について

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 自宅のファイルサーバーで使っているパソコン用に4ポートの10GBASE-T LANカードが欲しいと思ってアメリカ合衆国のeBayを探したら偶然にも新しい発熱量が低いモデルが登場して型落ち的な感じで以前の半額になっていたので購入する事ができました。これでファイルサーバーからHUBまでの回線の帯域を広く取る事ができます。そこで今回は10GBASE-T LANカード Intel X710-T4について紹介したいと思います。



1.構成品

 このLANカードは10GBASE-Tのポートを4つ持っています。購入したのが簡単なプラスチックパッケージで箱には入っていませんでした。構成品と外観は次の通りです。


本体、ロープロファイル用ブランケット、放熱板が大きい。

10GBASE-Tのコネクターは4つでチーミングで使う事になります。



2.対応OSとドライバーインストールの注意点

 対応OSWindows710Windows Server 20082019LinuxFreeBSDとなっています。インストールディスクにドライバーが入っていなくてもダウンロードで対応しています。さすがintelと言ったところです。ただしドライバーをインストールする時に注意する事はパス(フォルダー名)に2バイトコード・・・日本語が入っているとドライバーとユーティリティソフトが正しくインストールできません。必ず半角英数のフォルダーからインストールして下さい。IntelLANカードを使って初めにドライバーのインストールでつまずきます。知っている人、解る人は良いのですが・・・初心者には解りにくいところです。Intelに何とかして欲しい所です。ドライバーは半角英数の英語圏の国で作られているようで・・・それを日本で公開しているため現状の様な不具合があるようです。



3.デバイスマネージャーでの認識

 デバイスマネージャーでの認識は次のようになります。


表示が少しおかしいですがドライバーをインストールして正常に認識されています。

4ポートでチーミングをしたところです。

4ポートでチーミングをした速度で40.0Gbpsを出しています。



4.気が付いた点

 IntelLANカードはドライバーのインストールができてしまえば問題ありません。あとはチーミングをしてLANの帯域を広くして使えばこんなに快適なLAN環境はありません。Windows10でチーミングができるのもintelLANカードであればできると言ったところです。



5.考察

 このLANカードはLANポートが4つ有りチーミングもできます。パソコンの数少ないスロットを1つで済みます。デバイスマネージャーでの認識は今一つですがIntelLANカードは製品として物が良いだけに日本国内では高くて買えず・・・海外でアメリカ合衆国のeBayで安く手頃な価格で購入する事になります。あと10GBASE-THUBが高価なのでHUBが安くなればもう少し流行ると思います。逆に言うと如何にHUBを入手して10GBASE-Tの環境を作るか・・・と言ったところです。





 今回の内容は、10GBASE-T LANカード Intel X710-T4についてでしたが10GBASE-TLANカードを購入する時の参考になれば幸いです。


参考URL

インテル® イーサネット・コンバージド・ネットワーク・アダプター X710-T4 93428 https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/network-io/ethernet/ethernet-adapters/ethernet-700-series-network-adapters/x710-t4-10gbe.html?wapkw=X710-T4

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