2020年07月18日
兵ちゃん
10GBASE-T LANカード intel X550-T2について
自宅のLAN環境でパソコンにintel X540-T2と言う10GBASE-TのLANカードを使っていますが・・・LAN接続が切れて原因を探っているとintelユーティリティソフトでオーバーヒートしていると表示されました。ただでさえ発熱が多いLANカードだとは思っていたのですが・・・全部が全部オーバーヒートはしていないので現在は原因を探っている所です。取りあえず代わりのLANカードを考えたら・・・10GBASE-TのLANカードと言えばintelだし発熱量を抑えて改善した物がintel X550-T2になり・・・eBayで価格を調べたら流通価格が下がっていて個人でも簡単に購入できる金額で販売されていました。そこでintel X550-T2を複数枚購入しました。そこで今回は10GBASE-T LANカード intel X550-T2について紹介したいと思います。
1.構成品
このLANカードの構成品と外観は次の通りです。発熱量が少ない分放熱板が小さくなっています。カードのサイズも小さくなっています。
本体、ドライバーディスク、ロープロファイル用ブランケット |
ブランケットは放熱対策で穴が開いています。10GBASE-Tのコネクターは2つでチーミングで使う事になります。 |
2.対応OSとドライバーインストールの注意点
対応OSはWindows7〜10、Windows Server 2008〜2019とLinux、FreeBSDとなっています。インストールディスクにドライバーが入っていなくてもダウンロードで対応しています。さすがintelと言ったところです。ただしドライバーをインストールする時に注意する事はパス(フォルダー名)に2バイトコード・・・日本語が入っているとドライバーとユーティリティソフトが正しくインストールできません。必ず半角英数のフォルダーからインストールして下さい。IntelのLANカードを使って初めにドライバーのインストールでつまずきます。知っている人、解る人は良いのですが・・・初心者には解りにくいところです。Intelに何とかして欲しい所です。ドライバーは半角英数の英語圏の国で作られているようで・・・それを日本で公開しているため現状の様な不具合があるようです。
3.デバイスマネージャーでの認識
デバイスマネージャーでの認識は次のようになります。
ドライバーをインストールして正常に認識されています。 |
4.気が付いた点
IntelのLANカードはドライバーのインストールができてしまえば問題ありません。あとはチーミングをしてLANの帯域を広くして使えばこんなに快適なLAN環境はありません。Windows10でチーミングができるのもintelのLANカードであればできると言ったところです。
5.考察
このLANカードは発熱が少なくLANポートが2つ有りチーミングもできて・・・これが本物のLANカードだと思います。さすがintelと言ったところです。IntelのLANカードは製品として物が良いだけに日本国内では高くて買えず・・・海外でアメリカ合衆国のeBayで安く手頃な価格で購入する事になります。10GBASE-TはHUBが高価なのでHUBが安くなればもう少し流行ると思います。逆に言うと如何にHUBを入手して10GBASE-Tの環境を作るか・・・と言ったところです。最近の流行りで新しいCPU向けのマザーボードで2.5GBASE-TのLANポートが付くようになりましたが・・・HUBが無いので無用の長物の様です。Intelチップを使って2ポート以上あればチーミングが使えるのですが・・・そこまで考えられていないようで残念です。
今回の内容は、10GBASE-T LANカード intel X550-T2についてでしたが10GBASE-TのLANカードを購入する時の参考になれば幸いです。
参考URL等
インテル® イーサネット・コンバージド・ネットワーク・アダプター X550-T2 88209 https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/network-io/ethernet/10-25-40-gigabit-adapters/x550-t2-10gbe.html
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色々