2020年06月18日
兵ちゃん
LB パーティションワークス15について
パソコンが壊れたときに元に戻すにはバックアップからの復元が効果的です。そこで今回はLB パーティションワークス15についてバックアップソフトとしてとらえて紹介したいと思います。
1. LB パーティションワークス15とは
LB パーティションワークス15とはパーティションの作成、削除、サイズの変更、移動、コピー、結合、バックアップの機能があります。バックアップソフトにパーテーションの操作する機能を付けた豪華版と言った内容です。発売は古いのですがアップデートでWindows10に対応した現行ソフトとなります。
2.動作環境
動作環境は次のようになります。
■対応OS:日本語Windows XP SP3/Vista/7/8/8.1/10 (32ビット、64ビット) 管理者 (Administrator) 権限が必要です。 Windows 10で使用する場合、SP1a(アップデータ)をダウンロードしてください。 サーバOSには未対応です。別途サーバ版をご購入ください。 ■対応機種:上記OSが正常に動作するパソコン(PC/AT互換機)■CPU:1GHz以上のインテル互換CPU■メモリ:1GB以上(XPは512MB以上)■ハードディスク容量:200MB以上(PE版起動メディア作成時には別途5GB以上)■その他:起動メディア作成時には、インターネット接続、書き込み用のメディア(CD-R/USBメモリなど)が必要になります。 |
実験用に準備したパソコンは次のようになります。
CPU Core i5 9400 BOX M/B ASUS ROG STRIX Z390-F GAMING 起動ドライブ M.2 NVMe Crucial SSD M.2 1000GB P1 OS Windows 10 Pro バージョン1909 ビルド18363.720 |
4.ハードウェアへの対応
ハードウェアへの対応はアップデートプログラムSP1aでUEFIベースのPCやM.2のSSDへ
対応したとホームページには記載されていました。
5.インストール
インストールした様子は次のようになります。
デスクトップのアイコン |
スタートメニュー |
LB パーティションワークス15を実行したところ |
6.起動ディスクの作成
起動ディスクの作成はWindowsPE版とLinux版の2種類作る事ができます。ただしWindowsPE版はWindows8.1を使っていました。
7.起動ディスクからの起動
起動ディスクからの起動は次のような結果になりました。
WindowsPE版は光学ドライブから起動できなかった。 |
Linux版はブートメニューから次へ行く途中で止まってしまいました。 |
8.アップデートの結果
このソフトのアップデートの結果はインストールするプログラムはWindows10に対応したかもしれないがバックアップを取って復元するための起動ディスクまではアップデートされていなかったようです。エンドユーザーの為に何とかならないものかと思いました。結論としては新しいハードウェアには新しいソフトウェアを購入するしか無いようです。
9.考察
使い慣れたソフトウェアは長く使いたいものですが現状はそう上手くはいかないようです。ソフトウェアのアップデートもメーカーにもよるかもしれませんが完全対応とはいかないようです。完全対応させたら今度はバージョンアップとなるためやりたがらないようです。バージョンアップすると新規で販売が始まるため蓄積したサポート情報とか色々と事情があるようです。
今回の内容は、アップデートを重ねる現行ソフトのLB パーティションワークス15についてでしたがソフトを購入する時の参考になれば幸いです。
参考URL等
LB パーティションワークス15 製品情報 https://www.lifeboat.jp/products/pw15/
色々