2020年05月18日
兵ちゃん
ASUS ROG STRIX Z390-F GAMING機能による不具合について
今回はバックアップソフトをレポート中に起動ドライブのバックアップをして復元したら何回かM.2のSSDがクラッシュしてしまいました。バックアップしたイメージファイルから原因を考えたらインストールしていないマザーボードのASUS製ユーティリティソフトがインストールされている事に気がつきました。そこで今回は、ASUS ROG STRIX Z390-F GAMING というマザーボードに付いている機能による不具合について紹介したいと思います。
1. M.2 SSDのクラッシュ
バックアップソフトから起動ドライブを復元して再起動をしたら次のメッセージが表示されました。状況としては光学ドライブからも起動できない状態でした。
光学ドライブからも起動できない状態でした。 |
2.現状を回復
現状を回復するには・・・まず現状はエラーメッセージからGPT headerが壊れているという事らしいので・・・もう一回バックアップしたイメージファイルから復元してやれば良いと考えました。しかし光学ドライブからも起動できない状態でした。WindowsとかOSのフォーマットは論理フォーマットなので論理フォーマットが壊れているという事はさらにハードウェアに近いローレベルフォーマット(物理フォーマット)をするしかないと色々考えてM.2 SSDをローレベルフォーマット(物理フォーマット)をしてサラな状態に戻す事に決めました。
ASUS ROG STRIX Z390-F GAMING というマザーボードでローレベルフォーマットをするには次のようになります。
1.BIOSの「ツール」の「ASUS Secure Erace」がローレベルフォーマットになります。 |
2.SSDを選びます。 |
3.デフォルトで「512B」を選び[OK]をクリックします。 |
4.確認でまた[OK]をクリックします。 |
5. 確認でまた[OK]をクリックします。 |
6.ローレベルフォーマットが始まります。 |
7. ローレベルフォーマットが終わったので[OK]をクリックして再起動します。 |
4.クラッシュ対策
SSDのクラッシュ対策を考えましたが・・・ASUSのユーティリティソフトがインストールされていてアップデートの表示が出てアップデートしてバックアップして復元したらSSDがクラッシュしてしまう事を考えるとアップデートをしなければ良いのでは・・・と考えました。どうやらパーテーションに悪さをするソフトのようです。そこで設定はどこに有るかと探したらBIOSにASUS Armoury Crateのアップデートの項目がありました。そこでASUS Armoury Crateのアップデートの無効にしました。
1.「ASUS Armoury Crate」の項目を選びます。 |
2.「Downlode & Install ARMOURY CRATE app」がデフォルトで「Enabled」有効になっています。 |
3.「Disabled」無効にします。 |
4.後は終了し保存して再起動すれば終わりです。 |
5.確認
BIOSの設定を変更した事で良いのかバックアップソフトを3本使って何回かバックアップを取り復元して確認しましたがSSDのクラッシュは出ませんでした。BIOSの設定を変える事で対応できました。
6.考察
今回のASUS ROG STRIX Z390-F GAMING で持っている機能による不具合についてでしたがASUSは便利だろうと思って付けた機能のようですが・・・バックアップソフトで不具合が出ることを考えていなかったようです。第一インストールした覚えがないのにASUSのユーティリティソフトがインストールされているなんてチョットあり得ない話です。しかもSSDをローレベルフォーマットをしなければならないなんてあり得ない話です。ARMOURY CRATE appの機能は不要だと思います。
今回の内容は、ASUS ROG STRIX Z390-F GAMING 機能による不具合についてでしたがマザーボードを購入したりバックアップソフトを使う時の参考になれば幸いです。
参考URL等
ASUS ROG STRIX Z390-F GAMING https://www.asus.com/jp/Motherboards/ROG-STRIX-Z390-F-GAMING/
色々