2020年02月18日
兵ちゃん
Windows10上でソフトウェアRAIDの設定について
今回は「2020.02.18 アドワィツ クワッドM.2 NVMe SSD PCIe X16アダプターについて」でM.2 NVMe SSDのインターフェイスカードについて紹介しましたがその拡張カードをWindows10でソフトウェアRAID0を作りましたので今回はWindows10上でソフトウェアRAIDの設定について紹介したいと思います。
1. 下準備
まずはファイルのバックアップは必ず取りましょう。それが終わったら「コントロールパネル>管理ツール>コンピューターの管理」と進み「ディスクの管理」をクリックしてソフトウェアRAIDで使うディスクのパーテーションを削除しておきましょう。
ソフトウェアRAIDの作成ではRAID0、ストライピングの作成を行います。手順は次のようになります。
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「ディスクの管理」を右クリックし「すべてのタスク(K)」をクリック「新しいストライプボリューム(T)」をクリックする。 |
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「新しいストライプボリューム」が表示され「次へ」をクリックする。 |
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「ディスクの選択」が表示されるのでRAIDで使うディスクを選び「追加」を複数回クリックし「選択されたディスク」に表示させる。「次へ」をクリックする。 |
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「ドライブ文字またはパスの割り当て」が表示される。ドライブ文字が良ければ「次へ」をクリックする。 |
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「ボリュームのフォーマット」が表示されるので「ボリュームラベル」の欄に今回は「RAIDボリューム」と入力しますが任意の名前でかまいません。「クイックフォーマット」にチェックを入れて「次へ」をクリックする。 |
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「新しいストライプボリュームウィザードの完了」が表示されるので「完了」をクリックする。 |
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「ディスクの管理」のディスクの表示が変わる。これでソフトウェアRAID0ができました。 |
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エクスプローラを開くと新しいドライブが表示される。ここまで確認してやっと使えます。 |
性能の確認としてはやはりベンチマークを測るのがわかりやすいと思います。そこでCrystalDiskMarkで計測してみました。
ソフトウェアRAIDで使っているのと同じSSDを1枚でCドライブを計測した結果です。
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今回のソフトウェアRAID0が圧倒的に速いのが解る。
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4.考察
今回のWindows10上でソフトウェアRAIDの設定についてですがハードウェア上で問題なく取り付けられていてWindows10上でも認識されていれば簡単に出来る話だと思います。ただし同じディスクをそろえるのがお金もかかる事だし難しいかもしれません。でも動けば速いと思います。
今回の内容は、Windows10上でソフトウェアRAIDの設定についてでしたがRAIDを作る時の参考になれば幸いです。
参考URL等
色々