20190718

兵ちゃん


Windows Server 2019のパソコンの準備について

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 自宅のファイルサーバーとしてMicrosoft Windows Server 2016 Standardを使っていましたが更新してMicrosoft Windows Server 2019 Datacenterを使い始めました。せっかくWindows Server 2019を使い始めたので複数のパソコンにWindows Server 2019 StandardをインストールしてWindows Server 2019の勉強をしようかと考えました。そこで今回は自宅のパソコンにてWindows Server 2019 Standardが動くように準備した話を紹介したいと思います。



1. GUI

 Windows Server 2019にはGUIをインストールする場合とGUI無しを選択して選べるようになっています。初心者としてはGUIがある「デスクトップエクスペリ・・」を選択してインストールします。




2.今回のパソコンの状態

 今回のパソコンは、すでにあるパソコンをWindows Server 2019が動くようにします。CPUのコア数と性能を・・・で選んだ結果、邪道ですがAMDCPUを積んだパソコンを選びました。IntelCPUを搭載したパソコンの方がドライバーの対応が良いのですが・・・用途を限定して性能もそこそこ良い物を・・・で選んだ結果がAMDCPUを搭載した物になりました。それとドライバーの有無を確認するために体験版のOSをインストールして確認する必要がありました。ドライバーが無いのはビデオカードのATI Radeon™ HD 5450Windows Server 2019用のドライバーがありませんでした。そこでビデオカードのドライバーが有るものを・・・で探した結果、選んだのが中古のNVIDIA Quadro K2000になりました。Windows Server用ドライバーが有るビデオカードを探したらNVIDIA Quadroぐらいしかない事も解りました。



改修前

改修後

M/B

ASRock 900FX Extreme9

ASRock 900FX Extreme9

CPU

AMD FX-8350 4GHz

AMD FX-8350 4GHz

RAM容量

16GB

16GB

起動ドライブ

SATA SSD TS256GSSD340

SATA SSD TS256GSSD340

ビデオカード

ATI Radeon™ HD 5450

NVIDIA Quadro K2000


Windows Server 2019のドライバーを検索できます。

NVIDIA Quadro K2000



3. ライセンス認証の種類

 Windows Server 2019のライセンス認証の方法が2種類あります。1つ目は「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」で「プロダクトキーの変更」で通常版にライセンス認証を行う方法。2つ目は体験版から製品版に変更するための物でコマンドプロンプトにてコマンドによる認証があります。コマンドによる認証方法で使われるコマンドは管理者として実行し次の様になります。「⏎」はEnterキーになります。


DISM /online /Set-Edition:ServerStandard /ProductKey:ライセンスキー /AcceptEula⏎


winverコマンドを実行したところ



4.サーバー群

今回のWindows Server 2019の動くパソコンを準備した結果では自宅のサーバー群は次の様になりました。「WINSERVER2019」はWindows Server 2019 Datacenterが動いていますがその他は今回改修したパソコンでWindows Server 2019 Standardを動かしています。




5.今後の展望

 今後の展望は、やはり複数サーバーの管理方法等の勉強用に使いたいと思います。それとサーバーのプログラムのアップデート等の維持管理を勉強したいと思います。etc・・・学べる事が沢山ありすぎて書ききれないくらいです。



6.考察

 Windows Server 2019を動かすためにはやはりintelCPUを搭載したパソコンの方がドライバーに困らないし有利だと思います。もしゼロから作るのならintelCPUを搭載したパソコンで作ると思います。今回のASRock 900FX Extreme9というマザーボードのドライバーはマイクロソフト製のドライバーになります。少し古いマザーボードだったからドライバーが有り対応できたのだと思います。ドライバーの確認は体験版のWindows Server 2019にて確認しましたが体験版は期限付きとなっています。期限付きでも動作確認する上で十分役に立ちました。



 今回の内容は、Windows Server 2019のパソコンの準備についてでしたがWindows Server を導入する時の参考になれば幸いです。


参考URL

Windows Server 2019 マイクロソフト https://www.microsoft.com/ja-jp/cloud-platform/windows-server

NVIDIAドライバダウンロード https://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp

色々

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