2018年12月18日
兵ちゃん
入手したROMの不具合について
ノートパソコンに使われているBIOSのROMを交換するためにROMライター(TL866II Plus USB High Performance Programmer)で書き込んでいるとエラーが出て止まってしまいました。新品を準備したにもかかわらず入手したROMが全部は使えないと言った状況があります。そこで今回は、入手したROMの不具合について紹介したいと思います。
外観
DELL E5530に使われているcFeon社(Eon Si.Sol. シリコンテクノロジー)製EPROMのEN25Q64-104HIPになります。
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2.今回のエラー
今回のエラーは、次のようになります。エラーの内容は、メモリーアドレスに書込み途中でエラーが発生、メモリーアドレスが壊れていたようです。エラーがでるとROMライター(TL866II Plus USB High Performance Programmer)は、その時点で止まりエラーメッセージを表示します。(赤文字がエラーメッセージ)
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3.考察
今回のROMは、10個のうち1個なので%的には10%になります。入手したROMのうち10%が不良品という事になります。ROMの状態としては、新品未使用でテープに入って送られてきました。工場のラインに入っていたら組み立てられたシステムボード(マザーボード)が1枚アウトとなっていたところです。数が10個中1個なのでたまたたま不良品をつかんでしまったと思われます。正確な数値は、分母を多く見積もらないと正確な数値にはなりません。でも、ROMという部品を理解するには、入手できたとしても、全数使えるとは限らないと言ったところです。
今回の内容は、入手したROMの不具合についてでしたがROMを扱う時の参考になれば幸いです。
参考URL等
XGecu TL866II Plus USB High Performance Programmer http://autoelectric.cn/EN/TL866_main.html
ALLDATASHEET.COM - Datasheet search site for Electronic Components and Semiconductors and other semiconductors http://www.alldatasheet.com/
シリコンテクノロジー https://si-tech.co.jp/v-eon.php
色々