20180618

兵ちゃん


SFP+の導入について

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 サーバー等で使われるネットワークのハードウェアの規格で「SFP+」と言う物があります。そこで今回は、自宅LANで「SFP+」を使いましたので紹介したいと思います。



  1. SFP+」とは?

 「SFP+」を紹介する前に「SFP」と言う規格がありました。「SFP」とは、Small Form-Factor Pluggableの略でギガビットイーサネット(Gigabit Ethernet)で使われている光ファイバーを通信機器に接続する光トランシーバの規格の一つでモジュールになっています。通信速度を10ギガビットイーサネット(10Gigabit Ethernet)まで機能を拡張した規格の物を「SFP+Small Form-Factor Pluggable Plus)」と言っています。モジュールのサイズは、長さ57mm×14mm×高さ10mmと「SFP+」の規格で決まっています。



2.接続方法の概略

 「SFP+」同士を接続するには次のようになります。使用用途がLANWAN等に捕らわれ無い為にここでは「ネットワークインターフェイスカード(NIC)」と言わせて貰います。また、「SFP+」同士を接続するには、「SFP+」モジュールを同一メーカー、同一型番にする必要があるそうです。ケーブルについては、主に光ファイバーで一部に銅線配線を使う事もあります。




3. SFP+モジュール

 SFP+モジュールの実物は、NETGEAR社の製品では次のようになります。


NETGEAR社ホームページからの写し



4. ネットワークインターフェイスカード

 ネットワークインターフェイスカードの実物は、Intel X520-DA1を入手しました。実物は次の写真のようになります。


Intel X520-DA1

SFP+モジュールを接続する部分



5.スイッチングハブ

 SFP+モジュールを採用した実物は、自宅LANのスイッチングハブでNETGEAR社の製品NETGEAR XS728T-100AJS 2528ポートがSFP+モジュールを採用しています。


NETGEAR XS728T-100AJS 2528ポート2527ポートはカバー付き



6. SFP+モジュールの選択

 SFP+モジュールは、価格を調べて見ると高価でちょっと個人向けには手が出せません。そんな中で目を引く物がありました。それがダイレクト アタッチ ケーブルでした。



7. ダイレクト アタッチ ケーブル

 ダイレクト アタッチ ケーブル(Direct Attach Copper Cable)は、SFP+モジュール二つをケーブルで繋いだ形をしています。用途としては室内の接続向けです。実物は次の写真の通りです。あと、今回は、日本国内のamazonにて14k円で購入しましたがeBayで価格をみたら2.5k円!!!その差額11.5k円!!!完全に購入するのに失敗しました。それとダイレクト アタッチ ケーブルのケーブル部分は、光ファイバーではなく銅線を使っています。


このケーブルが国内amazonにて14keBay2.5k円のケーブルです。




8.考察

 SFP+モジュールも元々は、光ファイバーを使う規格でしたが、安価なダイレクト アタッチ ケーブルを使えば個人でも購入できる金額になります。色々と調べていく過程でサーバーサイドの技術を垣間見えたと思います。



 今回は、自宅LANSFP+の導入についてでしたが導入する時の参考になれば幸いです。




参考URL

ネットギア【NETGEAR】 https://www.netgear.jp/

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色々

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