2018年01月18日
兵ちゃん
ネットワーク ブリッジについて
20171218の「自宅LANの10GBASE-T化について」にてネットワークブリッジについて紹介しましたが、今回は、もう少し詳しくネットワーク ブリッジについて紹介したいと思います。
ネットワーク ブリッジとは
ネットワーク ブリッジとは、複数のLANカードのポートを一つのポートとして繋げる事を言います。簡単に言うとパソコンにLANの機材のHUB(ハブ)の代わりをさせることができます。
2. ネットワーク ブリッジの構成条件
ネットワーク ブリッジを構成するには、LANカードのポートで一つインターネットに接続できるポートが必要になります。1階層目は、簡単にできますが、2階層目になると手動でTCP/IPv4のアドレスを入力して設定して行きます。今回は、IPアドレスを手動で入力して設定していきます。
3. ネットワーク ブリッジの作成について
ネットワーク ブリッジの作成は、コントロールパネルの大きいアイコンにしてからの操作は、次のようになります。なお、Windows 10とWindows Saver 2016と確認していますが操作は同一です。
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[ネットワークと共有センター]をダブルクリック
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2 |
[アダプタの設定の変更]をクリック
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3 |
LANカードのポートが表示される。
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4 |
インターネットに接続しているポートを右クリックしてプロパティをクリック
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5 |
ポートのプロパティが表示され[インターネットプロトコルバージョン4(TCP/Ipv4)]を選択し[プロパティ]をクリック
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6 |
[次のIPアドレスを使う] をクリックして「IPアドレス」には自分で決めたipアドレスを入力する。「サブネットマスク」自動で入力されます。「デフォルトゲートウェイ」は、普通自宅の場合は、ルーターのIPアドレスを入力する(1階層目)。2階層目は、1階層目のネットワークブリッジ(1階層目のパソコン)のIPアドレスを入力する。[次のDNSサーバーのアドレスを使う]をクリックで選択して「優先DNSサーバー」にルーターのIPアドレスを入力する(1階層目)。2階層目は、1階層目のネットワークブリッジ(1階層目のパソコン)のIPアドレスを入力する。[OK]をクリックして閉じる。
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LANカードのポートを[Ctrl]キーを押しながらクリックして選択し右クリックし[ブリッジ接続]をクリックする。
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8 |
ネットワークブリッジができる。
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9 |
ネットワークブリッジをクリックして選択し右クリックしてプロパティをクリックする。
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[インターネットプロトコルバージョン4(TCP/Ipv4)]を選択し[プロパティ]をクリック
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[次のIPアドレスを使う] をクリックして「IPアドレス」には自分で決めたipアドレスを入力する。「サブネットマスク」自動で入力されます。「デフォルトゲートウェイ」は、普通自宅の場合は、ルーターのIPアドレスを入力する(1階層目)。2階層目は、1階層目のネットワークブリッジ(1階層目のパソコン)のIPアドレスを入力する。[次のDNSサーバーのアドレスを使う]をクリックで選択して「優先DNSサーバー」にルーターのIPアドレスを入力する(1階層目)。2階層目は、1階層目のネットワークブリッジ(1階層目のパソコン)のIPアドレスを入力する。[OK]をクリックして閉じる。
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閉じる。 |
4.考察
今回の設定のやり方を使えば、〇階層目を関係なしにネットワークブリッジを作ることができると思います。しかし、IPアドレスを決めたりIPアドレスの一般的な振り方を知らないとチョット難しいかもしれません。IPアドレスの振り方は、20121118「LANの構築について」を参考にされたい。
今回の内容は、10GBASE-TのHUBがまだ高価なためパソコンでHUBの代わりをするネットワーク ブリッジを使えばできると思います。ネットワーク ブリッジを導入する時の参考になれば幸いです。
参考URL等
色々