20150618

兵ちゃん



ワイヤレスチャイムOCHシリーズについて

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 以前、中国製のワイヤレスチャイムを使っていましたが壊れてしまいました。そこで国内メーカー製を探していて見つかったのがオーム社のワイヤレスチャイムOCHシリーズでした。今回は、ワイヤレスチャイムOCHシリーズを紹介したいと思います。



1.ワイヤレスチャイムOCHシリーズとは

 ワイヤレスチャイムOCHシリーズとは呼び出しボタン(送信機)と鳴る側の受信機まで電波を使い配線が不要です。また、送信機には呼び出しボタン(ワイヤレス押しボタン OCH-40)、赤外線センサー(ワイヤレス赤外線センサー OCH-60)やドアスイッチ(ワイヤレス扉センサー OCH-70)等があります。さらに受信機にはコンセントに差し込むタイプ(ワイヤレスチャイム受信機 コンセント式 OCH-90)と乾電池式(ワイヤレスチャイム受信機 OCH-80)もあります。組みあわせは送信機と受信機の64個のチャンネルで識別しているので複数セット、複数個に同時に使う事もできるそうです。着信音の選択は、送信機側で3桁のディップスイッチで8パターン選曲する事ができます。送信機側で呼び出し音を変えておけばどれが鳴ったか識別する事も可能です。



ワイヤレスチャイム受信機 コンセント式 OCH-90とワイヤレス押しボタン OCH-40



2. ワイヤレスチャイム受信機 コンセント式 OCH-90

  ワイヤレスチャイム受信機 コンセント式 OCH-90の内部は次の写真のようになります。本体と蓋の間には青いパッキンが付いていてスイッチの部分も防水仕様になっていました。本体のディップスイッチ3桁は呼び出し音の選曲用で6桁のディップスイッチは、チャンネル用です。電池のは12Vアルカリ乾電池(A23/LRV08):1本を使います。



ワイヤレス押しボタン OCH-40の蓋を開けた状態

仕様

 外形寸法:33×89×18mm

 送信周波数:314.8MHzFM方式)

 動作距離:約50m(直線見通し)

 チャンネル数:64通り

 設置場所:室内、室外(防滴型IP44

 電源:12Vアルカリ乾電池(A23LRV08)を1

  ※電池寿命は110回の使用で約半年間




3. ワイヤレスチャイム受信機 コンセント式 OCH-90

  ワイヤレスチャイム受信機 コンセント式 OCH-90 のチャンネル設定は裏側にあります。赤いプラスチックの部分がチャンネル選択用のスイッチになります。

 


ワイヤレスチャイム受信機 コンセント式 OCH-90の裏側

仕様

 外形寸法:56×117×37mm

 送信周波数:314.8MHzFM方式)

 動作距離:約50m(直線見通し)

 チャンネル数:64通り

 設置場所:室内

 電源:AC100V 50/60Hz 2W



4.注意事項

 注意事項は次のようになります。

・送信機の増設は8台まで可能です。

・複数の送信機を設置している場合は呼び出し音が鳴り止むまでは他の送信機からの受信ができません。

・複数の送信機から同時に発信した場合、呼び出し音が混信して動作しない場合があります。

・複数の受信機を至近距離(50cm以下)で並べて使用する場合は、電波が混信して動作しない場合があります。



5.考察

 実際に使った感想は、配線をしなくていいので取り付けは簡単でしたが、送信機側があまり出回っていない12Vの乾電池だというのと乾電池の消耗を気にしなければならないというのが、ちょっと気になります。ただし、このワイヤレスのセットを使うことにより様々な使用方法が浮かんできます。中々考えられていると思います。






 今回の内容は、オーム電気のワイヤレスチャイムOCHシリーズでしたが中々考えられている良い製品です。ワイヤレスチャイムを購入する時の参考になれば幸いです。


 

参考URL

ワイヤレスチャイム 株式会社オーム電機 http://www.ohm-electric.co.jp/product/c07/c0705/

色々

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